何とも言えぬ不思議な気持ち

今朝、電車に乗っていた時の体験です。


いつも通りの時間に電車に乗り、座席に座ろうとすると
前に女子高生と思われる二人組が座っていました。
その女子高生達はとにかく派手な外見で、
一人は榎本加奈子似でめちゃかわいくて、モデル体型。
もう一人は吉澤ひとみをヤンキーっぽくさせた
チョイ悪美人って感じでした。
そして二人とも超ミニスカで長い足を、ワザとかどうか不明ですが
思いっきり伸ばしています。
その会話も特に聞きたかったわけではないのですが、
勝手に聞こえてくるので聞いてみると
Aくんがアホだ、Bさんがかわいい、Cさんが無視されている、
などのよくある会話をしていました。


もうね、何というかね。
無視できぬ存在というか、別に彼女たちは何も目立った行動をして
いないし、私に対して何の興味も持っていないハズなのに、
私は一方的に彼女たちを意識してしまうのですよ。
目を閉じ、腕を組み、聞きたくもない会話を聞き入ってしまう。
普段なら電車の中は寝てしまうのに、眠気はどんどん消えていく一方。
若くて、かわいくて、足が長い、女子高校生、の二人組。
朝からあまりに刺激が強く、無理やりライブに連れていかれた
感じすらしてしまう。
アイドル道に進みすぎているのか、人間として間違った方向に進んで
いるのか、ライブ最前列のインパクトを普通の女子高生から
感じてしまいました。
自分という現実に、かわいすぎる女子高生は非現実であり、
その非現実が現実に交わろうとする、電車という空間。
この感情はどう言えばいいのか分かりませんが、とにかく強烈でした。