嫌韓流

凄い今さらなのかもしれないけれど、
マンガ嫌韓流を読んだ。


マンガ嫌韓流

マンガ嫌韓流



この本に書いてあることが100%事実かは、
ボクには分からない。
正しいかの検証をするためには、
相当の勉強をしなければならないだろうし、
大体60年?も前の出来事など分からない。
実感が全然ない。


ただボクが中学生の時に授業で受けた内容と
180度逆のことが書かれてあることに驚いた。


ボクが中学生の時の担任は『戦争の話=日本はかつて大変悪いことをした』
という内容の話をよくした。
担任は真顔で『ツライ事実でしょうけど、知らなければならない』
と真直ぐ訴えていたことを、今でも憶えている。
担任は国語の教師でもあったためか、話の後に感想文を書かせることが定例で、
『日本は何て悪いことをしたんだろう』と書くと
事実、高得点がもらえた。
点数の高いヤツに『高得点を取る方法はキレイゴトを書くことだ』
と教えてもらったりした。
『日本は悪いことをした
 こんなことはしてはいけない』
と中学生ながらそんな文章を書いていた。


先生は神経質な生真面目タイプな女教師で、
細い体型ながら熱血漢な先生だった。
嘘を言うことはなく、自分の信念で授業をしていたと思う。


しかし最近読んだ嫌韓流には真逆のことが書かれてある。


先生が間違っているのか?
それか最近出てきたマンガがおかしいのか?
同じ出来事でも60年経つと見方が変わるのだろうか?
正直、分からない。
けれどボクが思うに、60年間の間に歴史に『政治』と『願望』が
入ってしまったのではないかと思っている。
歴史は学問のハズなのに、不純物があまりに入ったのではないだろうか?
歴史は客観的な事実の積み重ねだけで、歴史研究家だけが作るモノだと思う。
そう思うのはボクが理系人間だからだろうか?
客観的に見たら誰でも同じ結果にたどり着くのじゃないのか(甘いか?)
それほど歴史(近代史)は奥が深いのか?


ボクは戦争を頭ごなしに否定する時期は終わったと思っている。
もちろん戦争はない方がいいに決まっているけれども、
『当時の正義』があったから国民は納得したのではないだろうか?
戦争に至る経緯をなぜ教えてくれないのだろうか?
『日本は悪いことをしました』と教えるのもいいけど、
じゃあなぜその悪いことに突入したのかも、同時に教えていいのでないだろうか?
その両方を教えた上で、両天秤にかけた上で、『それでも平和が大事』と教えてほしかった。


ボクがこの嫌韓流を読んで思ったことは、
自分に近代史が正しいかを判断する材料があまりにないこと、
その近代史は義務教育では一方的な情報しか教えてくれなかった
という2点だ。
近代史を知るには独学で勉強するしかない(大学なら教えてくれる?)状況はおかしくないだろうか?
卑弥呼とか知るよりも近代史を知る方が遥かにメリットがないだろうか?
近代史を教えてくれない日本の教育に憤りを感じてしまった・・・


しかし今、現在行われている韓国のパクリはムカつくな・・・
剣道は一体どうなる・・・
そこは政治家がバシっと言ってほしい。