サッカー日本対カメルーン

サッカーワールドカップ、日本対カメルーンを見た。
一言で言うと感動した。
事前の親善試合がさっぱりな内容だったため、負けるかとも思っていたが、
本番に合わせてしっかり調整してきた。
まず守備が良かった。
テレビの解説でも言ってたが、相手の良さを消す努力が伝わってきた。
日本は攻撃力が足らないため、守備で崩れると話にならない。
まずは守備を安定し、そこからリズムを作る・・・
その作戦がみごとにハマった。
サッカーの守備でこれほど興奮するとは思わなかったw
普通、サッカーは攻撃の場面で盛り上がるものなんだろうけど、
俺は守る場面でめっちゃ声出して盛り上がってたw
相手のドリブルを止めるシーンで「そうそう!そうだ!」
と一人声を出してましたw
前回のオーストラリア戦がトラウマになっていたのかもしれない。
ボコボコに攻められて何とか守っていたけど、最後で崩壊した
苦い思い出がそう思わせていたのかも。
「安定して守っている」
それだけでも昨日のサッカーを楽しめた。


しかしそれ以上に日本代表はイカしてた。
攻撃陣がパスサッカーではなく、ドリブル突破をしていた。
そしてそれが成功していた!
そう!それなんだよ。
俺が日本代表に求めていたものは。
パスも華麗で楽しいんだけど、個々で抜かないとやはり苦しい。
松井も大久保も機能していた。
4−5−1だが実際は4−6−0のノートップ。
頭のいい本田は無理なポストプレーをせずに自分のできるプレーをした。
結果それが非常に良かった。
彼のところで溜めができたため、守備になお余裕ができた。


そしてシュートもカッコ良かった。
あそこで宇宙開発シュートをするのが日本のお家芸だが、
ちゃんとコースを見ていた。
決めるところを決め、
最後まで集中して守り抜いた代表を誇りに思います。


そして次のオランダ戦。
カメルーン戦同様に勝利を目指して戦うもよし、
メンバーを入れ替えて戦うもよし。
選択肢が多い状態なワケです。
「1敗する余裕がある」
なんて大きなゆとりだろうか。
最後のデンマーク戦は勝利一択になると思われるが、
状況次第では引き分けでOKになる可能性もある。
グループリーグは初戦が大事と言われるのが分かるよ。


次のオランダ戦は色々な戦い方ができるが、
個人的にはカメルーン戦と同じ布陣で勝利を目指して戦ってほしい。
なぜなら、引き分け狙いで戦って「引き分け」を実現させる守備力が
日本にない気がするからだ。
攻められ続けていつか失点する気がする。
それなら勝利を目指して戦った方が、まだ攻守のバランスが取れると思う。
しかしサブのメンバーに経験を積ませるという目的もアリとは思う。
結局は監督の考え次第になると思うが。
しかし選択肢が多いのは本当に気持ちが楽になる。