価値観の変化

2010年は自分の価値観が大きく変わった1年だった。
絶対にできないと思っていたことが、実はできることだったと分かったからだ。
サッカー日本代表がグループステージ突破することと、
姉が結婚すること。
この二つは絶対にできないことだと諦めていた。
特にサッカー日本代表に関しては本当にダメだと思ってた。
直前の練習試合であまりにダメだったので、
前回大会の様にまた惨敗するのかな・・・
と心の準備をしていたくらいだ。
けれども勝った。
特にデンマーク戦ではまさかの3得点と予想を思いっきり裏切ってくれた。
ボクは感動した。
本田のゴールにスポーツ観戦を超えた感動を味わった。
夜中の3時頃にがんばって起きていた甲斐があり、
胸が熱くなったのを今でも憶えている。


姉の結婚に関しても意外だった。
絶対ではないにしろ、たぶん無理だと思ってた。
姉はいわゆる「ドン臭いタイプ」で理解力が残念ながら低いタイプの人だ。
それに年齢が37歳ということもあり、たぶん相手は見つからないと思っていた。
けれども姉は立派に相手を見つけた。
どうやらボクは完全に姉を見下していたらしい。
姉の評価を勝手に落としていた。
姉は十分に夢を達成する実力があり、
その行動を信じていた。


日本代表にしろ、本田圭介にしろ、姉にしろ、
自分を信じ、行動していた。
信じていない者は確かにいたが、それは周りの人間だけだ。


未来は己の夢の美しさを信じる者にのみに訪れる
そんな言葉をとあるゲームで耳にした。
己の意識を変えなければならない。
それを知った2010年だった。