社会の授業

少し体が重い。
風邪かもしれないなあ。








『テンションが上がる瞬間』


についてラジオで千奈美が喋っていました。
何でも千奈美は学校の社会の時間があまりにタイクツなため、
隣の男子から知恵の輪をもらい、一生懸命解いていたのだと。
そしたら知恵の輪が解けてテンションが上がったそうな。


私はその話を聞いて生々しく中学生の頃を思い出しました。
ああ、そういや自分は真面目に社会の授業を受けていたなあと。
とにかく真剣に受けてました。
いや、正しく言うならば、真剣に授業を聞くというより
先生の言うことを理解せずにボーっと聞き、
黒板を写すという作業をロボットのように忠実に行ってました。
なぜそんな作業をしていたか?
それはその行為が正解だと信じていたからです。
あの頃は大人(先生)の言うことが正しいと信じていたため、
授業を真面目に受けることしか選択肢がなかったのでしょう。
そしてそんな私は、授業を真面目に受けない千奈美のような
女子&男子を軽蔑していました。


『こいつら授業を聞かないなんてクズだ。
絶対に大人になった時ダメになる!』
など思っていました。
しかしいざ自分が大人になり昔を振り返ると、
社会の授業を真剣に受けても何の徳にもならないと気付きました。
むしろ自分が軽蔑していた、授業を真面目に聞かず
楽しい会話をしている千奈美のようなコの方が『実戦』の訓練をしている
とすら思います。
大人になれば真面目にコツコツ作業することよりも、
テンション高く真面目にふざける方が価値があるからです
(私はそう思います)
その方が男であれ、女であれ器量良しとされお金が集まる気がします。
そんな実戦訓練をしている千奈美は今、大人顔負けの仕事をしています。
過去があるから未来がある。
千奈美タイプの人間は将来明るいでしょう。


ラジオを聞いていてそんな自分の過去を思い出しました。
今週は嗣永プロがおらず、千奈美・雅・友理奈の普通の女子中学生の会話を
聞けました。
別に嫌な気分にはなりませんが、普通の女の子の会話はストレートで
胸に刺さるモノがあります。
千奈美の世界は明るく楽しい世界ですが、正直であるがゆえに残酷な
部分が見えてしまい、夢の世界を望む私には刺激が強すぎます。
だから、嗣永プロのラジオは私にとって完成度が高く、
心地よいのでしょう。




訂正
一部・日本語が間違っていました。