エヴァンゲリオンとサマーウォーズ鑑賞

エヴァサマーウォーズを見た。
土曜日にエヴァを見て、日曜にサマーウォーズを見た。
どちらもキャラ原案?が同じ人というのが笑えた。


以下は一応ネタバレです。


まず、エヴァ
やっぱり主人公はたくましくないと面白くないなw
前のアスカでオナニーしちゃう主人公では映画は盛り上がらないよ。
今回はラストで使徒に取り込まれたレイをシンジ君が助けます。
男の子が女の子を助けるヒロイズムなんてありきたりなんだろうけども、
それでも映画としては盛り上がった。
大人しかった少年が綾波を・・・返せ!」と言い切る姿に心打たれました。
シンジ!君は成長したんだ!
エヴァにのることをイヤがった君は、
自らの意思で一人の少女を助けようとしたんだ!
その言葉をボクは聴きたかったんだ。
ただ、できれば!その言葉は10年前に聞きたかった。
エヴァにマジではまっていた当時のボクはその言葉を聞きたかった。
ダサすぎたシンジに絶望した当時のボクに、
『これが本当のシンジなんだよ』と教えてあげたい。


新キャラの存在価値が今ひとつ分からず。
何か無理やり追加した感があった気がする・・・


ボクが一番驚いたのは客層かもしれない。
昔のエヴァは『オタクの総本山』みたいな作品だったと思う。
マニアックの代名詞というか、根暗な少年が夢中になった作品と
思っていた。
それが今やカップルの多いこと!
そうか、マニアックだった作品も10年経つと大人になるということか。
エヴァもパチンコになり、萌えとかも知られるようになった。
そして監督も大人になったのか。
落ち着くところに落ち着き、それでも輝きを失わぬ作品に進化した
エヴァは名作です。


で、サマーウォーズ
これも面白い作品です。
ただの大家族にしか見えない家族が、
物凄い実行力のある家族でワロタw
家族愛が世界を救うってことなのか・・・
アバターの描写もカッコ良かった。
格ゲーの要素を入れるとは思わなかった。
主人公がスーパーな活躍をするという訳ではなく、
みんなで協力して世界を助けようとする流れが
エヴァとは違って楽しかったです。


ただ、なんだろう。
この映画は名作のハズなのに、
なぜか少しだけ胸が痛む。
家族って素晴らしい
仲間って素晴らしい
キズナって素晴らしい
みんなでご飯を食べましょう


いいことを言っているハズ。
それなのに、あまりにまぶしすぎて、
暗い自分が消えてしまいそうになった。
そんな感覚に陥った。