ニコニコ動画を批評してみた
相変わらずニコニコ動画ばかり見ている。
ニコ動でボクが楽しいと思う動画は、やはりMADだ。
MADとはボクは「オリジナルを元にしたオモシロ動画」の
ことだと思っているが、本体そのもの動画より楽しい時もある。
みんなアイデアがスゲーよな。
今さらかもしれないけれど、ニコ動が面白い理由は、
うp側のアイデア(動画)と閲覧側の評価(コメント)が
一体になっていることだと思う。
うp側からすると自分のアイデア自体に評価が付くから
感動もなお増すと思う。
『このシーンに草(www)が生えたぞ!』
みたいな。
そしてその評価自体が作品をより進化させてるんだ。
より良い作品になっている。
この作品は本当にニコ動とマッチしている。
もう関心するくらいうまい。
音源自体のレベルの高さは言うまでもない。
うp主がいわゆる『歌詞職人』的な美的感覚で、
歌詞をコメントしているだけでなく、
『白になる』の歌詞のところでコメントをすると白のコメントになり、
『黒になる』の歌詞のところでは黒のコメントになるのが凄い。
つまりコメントしたくなるのだよ、この動画は。
本当に白になるか確かめるためにコメントする、
本当に白になって感動して「おおおw」とさらにコメントする。
さらに作品に迫力が増すという構図になっているワケだ。
こりゃすごい。
そしてニコ動の一番いいところは、
みんなで一つの動画を見ている感覚になることだと思っている。
一つの神MADやそうでないMADに対して、
あーだ、こーだと言っている感覚。
意見を共有できる感覚が凄い。
まあ、これも従来のニコ動ユーザからしたら、
今さらwと笑われるかもしれないけれども、
ボクは今さらそんなことを思った。