うみねこのなく頃に EP6 読了

うみねこのなく頃にEP6を読みきった。


凄く面白かった。
中盤のどんでん返し、後半の盛り上がり(また長いw)が素晴らしかった。




以下、ネタバレが特盛










































やっぱりうみねこは悪魔側に迫力がないと面白くないな。
ベアトリーチェも魔女の貫禄があったからこそEP1〜4が面白かった。
ベアトが消えた「散」ではヱリカが見事に悪魔の恐ろしさを表現していると思う。
いや、震えたね。
死亡を確定させるためだけに探偵権限を捨て、
生きていると分かっている5人を殺すとはw
右 代 宮 霧 江 は 助 け に こ れ な い
の赤文字はマジで怖かった。
そこまで徹底する姿に恐怖したよ。
正直「散」を楽しめるかどうかって、ヱリカのキャラを受け入れるかどうか
って気がする。
ベアトがいないに等しい状態で、ヱリカの変態キャラを受け入れられるかで
「散」の価値が変わる気がした。
ボクはヱリカは笑えるイカした悪役だと思っている。


しかし今回は納得がいかないことがあった。
ロジックエラーって酷くない?
人間側が「ロジックエラーである!審議を求める!」って請求できるのが納得できない。
その「ツジツマが合わない状況」だから「魔法が原因である」っていう
物語だったんじゃないの?
手品のタネがあることを前提にゲームが進むのならば、
魔女側は魔法がないことを前提にゲーム盤を作っていることになる。
それって今までのEPは何だったの?って思う。
赤文字の存在価値も下がってしまう。
ロジックエラーを起こらないレベルなら何でも赤文字で言えることになる。
まあ「散」で魔女幻想は消滅したとなっているから、
開き直ったとも言えるがな。
舞台裏はこんなですよと見せられた気がして、少し興ざめした。


今回でほぼ判明したことは
嘉音と紗音が同一人物であること
じゃないだろうか。
これはもうヒントとかじゃなくて発表だろう。
あの紗音と嘉音の決闘のシーンはそれを意味していたのだと思う。
紗音と嘉音が決闘し、勝ったモノがニンゲンになり一つの魂となる・・・
うみねこ風に言うならば、
観測されるまではどちらでもありえる、
観測されて始めてどちらかが決定する。
って感じか。
分からないのは「一なる魂になる儀式」にベアトが参加していることだ。
仮にベアトが勝っていたらどうなっていたのだろう?
紗音=ベアトになるということだろうか?
ということは紗音は嘉音でありベアトリーチェでもあるということ?
3重人格なのか?
紗音はかなりイタいコになる。


もうベアトリーチェの正体は分かりかけてる。朱志香か紗音だ。
または二人のどちらかをヨリシロとして生まれた概念だ。

朱志香はベアトリーチェが憑依した女の子なのかもしれない。
紗音は家主の望み通りの人格を得ることがでける得意体質(それが家具?)なのかもしれない。
少なくとも、朱志香−紗音−嘉音は黒幕であり実行犯だ。
紗音と嘉音が同一人物だけでは全ては解明されない。
何かがまだ足りない。
朱志香と紗音は双子なのかもしれない。
金蔵の襲名も問題だ。紗音なのだろうか。
かなり近づいてるのだろうが、確信に至れない。


続きはEP7を読んでから考察したい。